火葬・お通夜(お逮夜)・葬儀
葬儀の種類・流れ
◆ 葬儀と告別式の違い
葬儀は、残された人々が故人の成仏を祈る宗教儀式です。一方、告別式は、友人・知人、仕事関係者や地域の人たち会葬者が故人に別れを告げる式です。現在では、葬儀と告別式を分けず一連の流れで行うのが一般的です。
◆ 寺葬・自宅葬・ホール葬
寺院で葬式を営む寺葬、自宅で行う自宅葬、墓地で営む墓地葬という儀式もあるようです。 近年では、葬祭会館で行うホール葬も一般的になり、ご遺体の搬送から葬儀まで、葬祭会館で行うケースも増えています。 |
◆ 式場の準備
葬儀社が式場を設営するとき、供花や供物などの並べ方は、故人と送り主の関係に準じて、喪主がはっきり指示しておきます。 迷った時は、世話人や事情を知る方に相談して並び順を決めます。 受付は、芳名帳、筆記用具、会葬礼状、会葬御礼品、香典受け・名刺受けの盆などを確認します。 香典の管理はできるだけ近親者に依頼し、専用のバッグなどに入れて保管してもらいます。 また、会場係、配車係なども会葬者が戸惑わないよう早めに準備に入ります。 葬儀社と世話人の連携が重要ですから、当日も改めて打ち合わせましょう。 |
◆ 葬儀の進行、司会者への確認
葬儀の式進行のために、葬儀社、僧侶、司会者、世話人などと段取りを打ち合わせます。司会者は、弔辞を依頼した方の名前と役職、弔電奉読の方の名前、役職は間違えないようにチェックし、その順番を確認。また、会場係、配車係、留守役の人との打ち合わせも大切です。