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葬儀・葬祭の知識

葬儀・葬祭の知識

◆ 葬儀の式次第
葬式の次第は、宗派や地域によって多少異なりますが、ここでは一般的な式次第を紹介します。
形式については菩提寺とよくご相談ください。
1. 会葬者の着席

会葬者は、開式の時刻より10~20分ほど早めに式場に入りましょう。会場によって異なりますが、寺院の場合は、祭壇に向かって左側に座ります。一般会葬者の最前列には、弔辞を読む人などに席を設けてありますので、会葬者は会場での指示に従って席についてください。子ども連れの一般会葬者は、「小さい子どもがいるので…」と事情を説明して、なるべく出入り口に近い場所に着席しましょう。

 

2. 入場

葬列を組みながら入堂、祭壇に向かって右側に座ります。会葬者に向かって前列右側に喪主、続いて故人と縁の深い順に親族が座ります。司会者(進行係)は、遺族側に立ちます。遺族・会葬者が着席したところで、僧侶が入場したら全員で一礼して迎えます。

 

3. 読経

葬儀の規模にもよりますが、通常30分ほど行われます。その後、導師(僧侶)から引導が渡されます。浄土真宗を除くほとんどの宗派で行います。心から故人の成仏を祈りましょう。

 

4. 焼香

読経が続く中、喪主から順に遺族、親族へと焼香します。

 

5. 弔辞の披露

弔辞は1人3分~5分くらい、多くとも3人程度までとするのが一般的です。司会者は、弔辞を読む人の名前を紹介します。弔辞が終わったら、司会者と遺族は無言で深くお辞儀をしますが、声に出してお礼は言いません。

 

6. 弔電の披露

司会者が弔電文を紹介するのは2、3通程度とし、あとは名前だけ読み上げるか、数を紹介します。

 

7. 僧侶の読経

導師が焼香を終えると、再び読経が始まります。

 

8. 謝辞

喪主が会葬者へ参列のお礼を述べます。謝辞を終えたら、会葬者を見送るために喪主や遺族は退出。会場出口に移動します。

 

9. 閉式

司会者は閉式の辞を述べます。遺族は退出する会葬者を見送り、感謝の気持ちを込めた目礼をします。個々に接し、話をすることは避けましょう。

 

●司会のポイント

葬儀・告別式は時間通りの進行が原則です。前日に焼香の順序、弔辞・弔電の披露などについて、きちんと打ち合わせをしておきましょう。決められた流れに従い、簡潔な言葉を使い、人の名前を読み上げる時ははっきりと伝えます。

●喪主のあいさつ

葬儀の最後に、喪主は焼香に来てくださった方々にお礼の言葉を述べます。会葬者への感謝に加え、生前の故人の様子を加えることもあります。

●弔辞の依頼

故人の親しい友人、職場の同僚や上司など、故人をよく知る人にお願いします。故人の人柄や思い出などを具体的に語ってくれる人を選ぶことが大切です。
故人との間柄に応じて、「友人として学生時代の思い出を」「職場での仕事ぶりを伝えてほしい」など、内容を具体的にお願いすると引き受けやすくなります。できれば3分程度に収めていただくことをお願いし、ほかに弔辞をお願いした人やその順番も知らせましょう。

●弔辞の書き方

弔辞は依頼されたらできるだけ引き受け、故人を偲ぶ気持ちを伝えましょう。故人との思い出、業績、人柄などの具体的なエピソードを交えて称えます。感傷的になり過ぎず、心の込もった言葉で哀悼の意を表します。3?5分ぐらいにおさめ、巻紙か奉書紙に毛筆でしたため、上包みには「弔辞」と記します。

●弔辞の読み方

司会者に指名されたら、遺族に一礼、祭壇の遺影に一礼、開いた弔文を目の少し下ぐらいの高さに持ち、ゆっくり読みます。終わったら、上包みに戻して表書きを祭壇に向けて供え一礼します。遺族にも一礼して自席に戻ります。

●焼香・線香

焼香は香で身を清め、厳かな気持ちでお祈りに臨む意味があります。焼香の回数は宗派によって違う場合があるため、周囲の状況に合わせて行いましょう。

●弔問時の名刺

遺族と面識がない場合、葬儀会場の受付で名刺を差し出すことがあります。その際、名刺の下左端を表側に少し折っておくこともひとつの礼儀です。

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