初めての方へ

大切な肉親を失った時、悔いのないお別れを執り行うことが大切です。ご葬儀は、そのための大切なセレモニー。
悲しみを分かち合い、遺族や縁のある人がお互いに傷みを癒やして故人との思い出を心に刻むことができます。宗派や宗教、または故人の遺志を尊重して、お別れをしましょう。まずは、危篤から葬儀の準備までをご案内します。

火葬、お通夜（お逮夜）、ご葬儀と、お別れの儀式にはさまざまなしきたりがあります。秋田県内では、火葬後のお通夜（お逮夜）を経て葬儀を執り行うのが一般的です。
その他にも、地域や宗派によって異なるしきたりがあります。故人の遺志を踏まえ、心ゆくまで偲びながらお見送りしましょう。

葬儀を終えた後は、諸費用の清算、お礼やあいさつ、形見分けなどのほか、保険や年金、税金の申告など、さまざまな手続きがあります。
時期を逃すと正当な相続ができなかったり、遺族に余分な負担がかかる場合も。必要なものをリストアップし、不明な点は専門家の協力を得ながらすすめましょう。

葬儀の後、故人を忘れず偲ぶ機会を作る法要の形は宗教によってさまざまです。
思い出を語り合うことで、遺族や縁の深い人たちが絆を築く機会にもなっています。

一度購入したら、何代にも渡って守り続けるお墓と仏壇。お墓は、墓地や墓石の種類、形、石の素材、建てる時期など、さまざまな選択肢があります。自宅の安置場所や宗派により異なる仏壇も、素材やデザインが多様です。
後悔のないように選び、滞りなく開眼供養も行ないましょう。

葬儀社をはじめ、石材店、仏壇・仏具店、不動産屋、税理士・行政書士・司法書士など、葬儀・葬祭にはさまざまな業種が関わっています。
ここでは、そんな各分野のプロに聞いた、葬儀・葬祭にまつわる最新事情やノウハウなどお役立ち情報をご紹介します。